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「こけし」⇒「子消し」は真っ赤な嘘!?

みなさん「こけし」は「子消し」からきた思われていませんか??
「子殺しの供養のために作られた」というのは真っ赤な嘘なのです。

「こけし」の真実

本日は、平井敏雄さん著
「こけし」の真実 ― 「子消し→こけし」は真っ赤な嘘 ―

という本を参考に、コケシの真実について探ってみたいと思います。


平井敏雄さんは以前からテレビ・ラジオ・インターネットを通し、
著者に「こけし」が「子消し」からきたという、
誤った俗説を正そうと、長年活動を続けていらっしゃいます。



作者の方がある会で「こけし」の話をした後でアンケートをとったそうです。

参加者30名の約半数は「こけしは暗いイメージがる」と回答したそうです。

また「こけし」という名称が「子消しからきた」と信じている人が

約1/4もいたそうです!


「こけし」=「子消し」という人は、

「こ」は「子」で「けし」は「消し」だと言っている。

「殺す」ことを「消す」というので、「子殺し」は「子消し」であり、

だから「こけし」は「子殺し」であるという、馬鹿げた論法なのだそうです。



読者のみなさまへ

東北地方の伝統的民芸品である「こけし」が「子消しからきた」とか
「子殺し供養のために作られた」という
「真っ赤な嘘」が昭和46年頃から流布されるようになりました。

その根底には、
「東北地方は貧しく文化程度も低いから飢餓の時にはこどもを殺したはずだ」
という「白河以北―山百文」という言葉に代表される
東北蔑視に基づく差別意識があります。

検証①
「東北地方はたびたび飢餓に襲われ」とよく言われますが、
飢餓は全国的で東北地方に限られたものではない

検証②
『東北地方最大の飢餓と言われている
天明の飢饉の頃には木地人形(こけし)はまだつくられていなかった』

検証③
木地人形がつくられるようになった後での
天保、明治、昭和初期の飢餓の時はまだ「こけし」という言葉はなかった


「こけし」が「子消し」からきたという話が
間違いだったとご理解頂けたでしょうか??

東北の文化でもある、
民芸品を正しく理解して頂くためにも
平井さんは今も活動を続けていらっしゃいます。

みなさんもお友達にこの話を広げて、
みんなで正しい知識を身につけましょう!!


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