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宮城県の名湯鳴子温泉郷にある風呂自慢、料理自慢、女将自慢の宿

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温泉の裏側:女将ブログ[鳴子ホテル]



本日は、温泉の裏側がどうなっているのか、

日頃お客様のお目に触れる事のない、

「温泉の裏側」をご紹介したいと思います。

この様にたくさんのパイプが入り組み、

それぞれのお風呂、

「玉の湯」「芭蕉の湯」「木華子の湯」へと

温泉が運ばれていくんですね。


温泉温度

「鳴子ホテル」では、湯守の方が1時間ごとに

大浴場、露天風呂の温度を計測、記録し、

快適な温度を保てる様に温度調節を行っております。

温泉の裏側

源泉から噴射する蒸気の熱を、

熱交換暖房システムを使って、

客室をはじめとした館内の暖房と給湯に利用しています。

まさに「エコホテル」です。



鳴子ホテルの源泉は自噴泉、

敷地内の地中に掘った3本の源泉から、

自然の強い圧力で地上に上ってきます。

そのままでは噴水のように吹き上がってしまいますので、

穴に管を通してバルブの開け閉めで調整し、

必要な量だけを使います。





地上に出てきたこの源泉の温度は百度以上!

贅沢なことにこのままでは熱すぎては入れないので、

一度タンクに溜めて外気にさらし80度まで冷やし、

湯船に導きます。

勿論、加水はしておりません。


最終的なお湯の温度は42度前後で、5人の湯守が24時間管理しています。
この【湯守】の方々の日々の努力の賜で、
鳴子ホテルの素晴らしい温泉が、成り立つわけです。

これぞ正しく、縁の下の力です。



温泉って本当に奥深い!!


【鳴子ホテル 女将・高橋弘美】


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