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宮城県の名湯鳴子温泉郷にある風呂自慢、料理自慢、女将自慢の宿

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鳴子ホテル女将日記

こけしの鈴:女将ブログ[鳴子ホテル]

「こけし鈴」

売店商品をご紹介いたします。

「こけし鈴」です。

こけしの顔が鈴になっています。

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和菓子 「おはじき」:女将ブログ[鳴子ホテル]

家の近所にある、「和菓子屋さん」で和菓子を買ってきました。
和三盆で出来たお菓子です。


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心よりお見舞い申し上げます。:女将ブログ[鳴子ホテル]



この度は「東日本大震災」で被災された皆様に、

心からお見舞い申し上げます。

また、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

鳴子ホテル スタッフ一同




幸いな事に、

「鳴子ホテル」の社員やお客様には怪我もなく、全員無事でした。

ご心配いただいた皆様、

お花やお見舞いを頂戴したたくさんの方々に、

心より感謝申し上げます。

皆さまのあたたかいお心を、たくさん受け取る事が出来ました。



又、お陰様で、ホテルの設備や建物にも大きな被害はなく、

3月28日(私の誕生日)より、営業を再開致しております。

被災された方々に、少しでも笑顔、元気になって頂ける様、

社員一同、心からのおもてなしをさせて頂きます。

ガソリンも不足しているかと存じますが、

鳴子の湯で癒されに、是非お越しくださいませ。

→宿泊プランはこちら


追伸 震災後、私のパソコンに不具合があったため、

ご報告が遅くなってしまい、大変申し訳ございませんでした。



2011年3月11日(金)14時46分 「地震発生」:女将ブログ[鳴子ホテル]



3月11日14時46分

ぐらぐらぐら・・・・・・

地震当時、チェックインの時間帯で、

私はお客様をお迎えしているところでした。

「鳴子は岩盤だから大丈夫!!」と自分に言い聞かせました。

ところが、揺れがおさまりません。

今までに体験した事の無い大きさの地震です。

ちよっとこれは・・・・大変な事かもしれない

という思いが頭をよぎりました。



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こけしコレクション 地震で倒れる:女将ブログ[鳴子ホテル]



紅葉館3階には、2000体のこけしを展示しております。

そのこけしのコレクション、3月11日の地震で倒れてしまいました!!

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3月11日(金)深夜 「自宅に帰ってびっくり!」:女将ブログ[鳴子ホテル]




3月11日深夜25:30分

やっとの思いで自宅に帰宅。

停電のため、信号機も街灯もなく、世の中がすべて真っ暗!!

人影もなく、ゴーストタウンの様な状態。

懐中電灯の明かりだけで、家に入ると・・・

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3月12日(土) 「仙台のホテル探し」:女将ブログ[鳴子ホテル]

自宅はさておき、まずはホテルに出社。

マスコミの報道によると、ライフラインの復旧見込みなし。

自家発電の灯油、重油も無くなりつつあり、

これでは、お客様にご滞在頂けない事が判明!

大変な状況になっている事を感じました。


鳴子では、携帯の電波が全然立たず、

仙台ではかろうじて電波があるとの事。

壊れたベンチ

18:00鳴子出発

そして、ホテル探しに仙台へ・・・・・・・

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3月13日(日) 「お客様を仙台へ」:女将ブログ[鳴子ホテル]

仙台「丘のホテル」

3月13日(日)

スタッフが「鳴子ホテル」にお泊りになっていたお客様を、

仙台の「丘のホテル」までお送り致しました。


→仙台「丘のホテル」HPはこちら



石巻方面のお客様は、

車で入って行けるところまでお送り致しました。


お身内の方が仙台までお迎えにいらした方、

山形空港から羽田まで飛行機でお帰りになった方、

レンタカーで千葉県までお帰りになった方、と様々です。


皆さま無事でご自宅までお帰りになられた事が、

社員一同、何より嬉しく思うと同時に安心致しました。



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3月14日(月) 「名取市閖上の避難所」:女将ブログ[鳴子ホテル]

知人より連絡がありました。

名取市閖上の津波の被害にあった方は、

着の身着のまま避難所へ避難したそうです。

避難所は本当に寒く、廊下にまで人が溢れている状態だそうです。


毛布やタオル、コートや下着など、

暖を取れるもの何でも良いという事で、

貴重な燃料をこれが最後と、ワゴン車で取りに来て頂きました。


親戚や近所の方にも声がけし、皆さんにもご協力願いました。

特に、女性用の下着が足りないそうです。


3月15日(火)「南三陸ホテル観洋 女将の無事を確認」:女将ブログ[鳴子ホテル]

南三陸ホテル観洋

私が一番心配していたのは、

南三陸ホテル観洋の女将、憲子さんです。

気仙沼と志津川でホテルを経営していらっしゃいます。

ご存知の通り、南三陸はこの度、深刻な津波の被害を受けました。

私は、地震後何度も電話やメールをしていたのですが、

一向に繋がらず、大変心配していました。


そんな中、15日にやっと連絡が取れました!!

浸水はあったものの、津波時ホテル観洋内に居た方は無事との事です。

現在、観洋さんは避難所になっているそうです。

お互い頑張って乗り切りましょう!!とのお言葉を頂きました。


→「南三陸ホテル観洋HP」はこちら



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