黒川郡大和町の「吉岡八幡神社」で開催された
400年以上伝わる縁結びの伝統行事「島田飴まつり」。
12月14日にだけ奉納される飴細工「島田飴」を手に入れると、
翌年は良縁に恵まれると言われているそうです。
なんとその手に入りにくい飴をお客様がプレゼントしてくださいました!!
島田飴を手に入れるために行例ができるそうです。
引換券は一人3枚まで、限定2000個が完売したとの事。
そんな貴重な品を頂戴し、恐縮しております。
花嫁の島田の髷(まげ)をかたどった繊細な飴細工です。
神棚に飾り、毎日願掛けをして、
新年を迎えたら小さく分けて頂くとの事。
本当に綺麗な飴細工ですね。
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大切に飾らせて頂きます。ありがとうございます。
伝承 「島田飴」 那須 貞太郎 編
八幡さまの神主が村を通りかかると、
白酒屋横丁から、高島田に結ったお嫁さんがあらわれ、
恋慕の情絶え難く、まもなく病を患ってしまった。
この事が村のうわさとなり、
村の人々は協議し、島田の飴をこしらえて奉納しご慰問することになった。
神主はこの島田の飴が大変お気に入り
薬ともなく愛用し、たちまち病は快復した。
神主様は深く村の人々に感謝し、
毎年歳の暮、旧12月14日を吉辰の日とし
縁結びの祭事を催すこととなった。
「千代のえにしを八幡様に、結ぶあかねの島田飴(紅帆)」