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鳴子ホテル女将日記 > お彼岸 お墓参り「洞川院(とうせんいん)」

お彼岸 お墓参り「洞川院(とうせんいん)」



「洞川院(とうせんいん)」

お彼岸にお墓参りに行きました。

末澤山(まったくさん)洞川院(とうせんいん)は

南北朝の時代に建立された鳴子の古い禅宗のお寺です。

参道には杉やヒバの大木が並び、古い歴史を感じさせます。

「仏掌庭園(ぶっしょうていえん)」

仏様が右手で結んだ与願の印(よがんのいん)の5本指を

其々鳴子石が表わしています。




与願の印の人差し指と中指との間には

竜門瀑(りゅうもんばく)が流れ落ちています。

その下では登ると竜になるという

鯉が鯉魚石(りぎょいし)の姿で滝を見上げています。

「登竜門」
急流をさかのぼることのできる鯉は竜になるという
「後漢書」李膺(りよう)伝の故事



本堂は床から柱、天井に至るまで、〈漆黒〉の総うるしが施されています。

さらに内陣の須弥壇は、まばゆいばかりの金箔。



ご住職、菅原さんの話によれば、

寺の背後にある三条山には、かつて足利家3代目、

足利義氏の孫で奥州一円を支配した

石塔義房(いしとうよしふさ)が築城した葉山城があり、

寺もまた、その南北朝時代に由来するとのこと。





この辺りは古く、平泉に先駆け、

豊富な埋蔵量の金山で栄えたそう。

その量は東大寺の大仏の金箔を全てまかなったというから驚きです。

伽藍を覆う絢爛豪華な金と漆は、まさに歴史を彷彿とさせます。



築250年の本堂を修復したのは2008年。

扱いが非常に難しい漆の施工には、

地元を含め全国から5社の漆職人が集結し、

完成まで約1年半かかったといいます。

中には日光の東照宮や、

平泉の金色堂を手がけた職人もいらっしゃったそうです。










泉水の庭園には、

滝とたくさんの立派な錦鯉が泳いでいます。

素晴らしい光景です。











「鳴子あるく」
3月 有備館雪景色幻想。洞川院とこけし巡り。









住所/宮城県大崎市鳴子温泉字末沢42

TEL/0229-83-2164

見学/※拝殿をお願いする場合はあらかじめ要連絡
 
洞川院HP








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